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本ページでは、市原市で注文住宅の建設を検討している方向けに、市内の地価相場についての情報を取りまとめてご紹介していきたいと思います。改めて言うまでもありませんが、注文住宅を建てるためには、土地の購入も一緒に考える必要があります。市原市内と地価相場はどうなっているのか、ぜひ知識を深めておいてください。
市原市の地価相場で最上位となるのは、やはり主要駅である五井駅を有する五井エリアで平均坪単価は27万4,193円。ちなみに五井駅の所在地である五井中央西2丁目2番4は坪単価83万6,363 円となっていますが、これはあくまで参考値と考えてよいでしょう。以下、エリア別の平均坪単価は次の通りとなっています。
2022年[令和4年]の地価公示価格によると、市原市の坪単価は平均16万4,953円となっており、前年に比べると+0.90%という変動率となっています。また地価総平均という調査では、平均17万3,857円、前年比+1.09%という数字も出ています。
なお、上記の数字は、市原市全体の地価を平均値化したものになります。宅地に限った平均坪単価は2022年で15万6,913円円(前年比+1.73%)となっています。一方、商業地の平均坪単価は2022年で36万7,476円(前年比-0.42%)となっています。
市原市を縦断するJR内房線の沿線エリアの平均地価は1平方メートルあたり8万4,608円となっています。対して、市原市の平均地価は前述の通り、坪単価で16万4,953円。これは1平方メートルあたりに換算すると4万9,898円となります。土地相場の比較という観点から見ると、市原市はJR内房線沿線の平均値よりは下回っていると言えます。なお、市原市内における傾向としては、やはりJR内房線の路線に近いエリアほど、地価は高くなるという傾向があります。
市原市では1983年[昭和58年]以後の地価データが残されており同年の坪単価平均は18万9,487円。その後、いわゆる「土地神話」や「バブル景気」に押され、1991年に坪単価平均82万9,618円という最高値を記録。その後はバブル崩壊による下落傾向が続き、2006年[平成18年]には15万7,476円まで下落します。その後、2007年~2008年は一旦上昇傾向となりますが、2009年にはいわゆる「リーマンショック」により再び下落傾向に。そして、2015年[平成27年]からは再度上昇傾向に転じており、上昇率も微増しているという状況になっています。その傾向は、令和に入っても継続しており、2019年[令和元年]には上昇率が1%台となります。しかし、コロナ感染症の影響下である2021年[令和3年]は+0,68%と下がりますが、翌年の2022年[令和4年]には、+1,09%と、再び1%台を回復しています。
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